弘前桜まつり2016

今年も弘前に桜を見に行った。

初めて行ったのが2010年で、

例年より早く開花して都合がつかなかった去年を除いて

毎年通って、6回目。

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今回はJR東日本ダイナミックレールパックを利用

JRの交通機関と、おすすめ宿がパックになったもの。

弘前までの往復分の交通費よりも安かったので

宿代がタダみたいになった。

約2週間前の予約で、弘前周辺の宿は完売。

個人で予約しようとしたらもっと早くに完売しているので

すごいサービスだと感じた。

例年、少し離れた温泉地などに宿泊していて*1

今回初めて弘前に宿泊することができた。

 

新青森駅でホタテサンドを食べて、

お昼過ぎに弘前に到着。

やや小雨が降っていたものの、弘前城公園に着くころには

時折青空も見えるように。

 

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ぐるりと城を散策して桜を堪能したあと、

毎年通っている居酒屋で桜肉を食べる。

意外なことに、青森は馬肉生産量日本4位で

個人的には他の名産地より甘い。

寒いから脂が多めなのだろう。

桜肉のさっぱり感はそのままで楽しめる。

 

夜桜の時間帯も人通りは減らない。

地元の人が多いようで、あちこちで同窓会状態だった。

桜をきっかけに偶然会えるって素敵だなと思う。

 

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月も見え隠れする夜。

ライトアップされた桜は

天から舞い降りてきたかのように神々しかった。

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翌朝もひとしきり桜を眺めて歩く。

風が吹くたびに少しだけ花びらが舞い散る。

雲一つない晴天に、圧倒的なボリュームの桜が発光するようだ。

 

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今日はきっと窒息しそうな花吹雪になるのだろう。

花筏*2が見られるのは、明日か、明後日か。

 

後ろ髪ひかれながら弘前を後にし、

青森駅まで移動して

ホタテを釣って食べ

温泉に行って、帰り道にジェラートを食べた。

ジェラートの嶽きびがとてもおいしくて

気を抜いてると何度でも「嶽きびジェラートおいしかったな…」と

つぶやいてしまった。

ちなみにこの嶽きび、弘前の桜まつりでも「嶽きみ天ぷら」として

屋台がいくつかある。

これを目当てに桜まつりに行きたいくらいおいしい。

 

新青森まで戻り、馬刺しの握りとおみやげを買って

新幹線でつまみつつ帰路。

 

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  毎年綺麗に咲かせてくれる弘前の人々に感謝

 

irnm.hatenadiary.jp

 

*1:大鰐温泉浪岡温泉五所川原も候補に挙がっていた

*2:お堀を花びらが埋め尽くす景色。埋め尽くしてなお、木の桜は満開

杉バスマットをもらった

誕生日に杉バスマットをもらった

 

ずっと布のバスマットを使っていたけれど

髪の毛が絡んで汚くなりやすいとか

掃除機をかけてもなかなか取れないとか

なにより水をそんなに吸わなくて

濡れたところが冬場冷たいとか

プチストレスが重なっていた

 

目をつけていたのが

珪藻土バスマット 

soil 珪藻土 バスマット ライト

soil 珪藻土 バスマット ライト

 

 店頭で見かけることも多かったから

吸水の速さも体験していた

この勢いで足の裏乾いたら気持ちいいだろうな

 

と思いつつネックが3つ

・重たいこと(2kgくらいある)

・2年ほどで吸水性が落ちてヤスリをかけなければいけない

・なんとなく粉っぽい

 

それとそれなりにお値段がするので

二の足を踏んでいたところ

杉バスマットを発見した

tonono 杉バスマット

tonono 杉バスマット

 

これなら軽い!

持ってみたら同じサイズのまな板より軽い

脱衣所にバスマット敷きっぱなし、というのが嫌だったので

このお手軽に片付けられる要素はかなり好印象

珪藻土バスマットよりは価格も抑えめ

 

物欲をあたためていたところ、誕生日を機にいただいた

 開封した時点で、ふわっと香る杉の香りが素敵

 

普段は洗面所の洗濯機横に立てかけておいて

お風呂に入るまえに敷いておく

踏んだ瞬間すっと乾いていく感覚と

木のぬくもりが優しい

珪藻土では味わえなかっただろうなと思う

 

今のところ反りもなく

陰干しもまだしていない*1

プチストレスが解消されて

お風呂が楽しみになるアイテムになった

 

 

 

 

 

 

 

*1:洗濯機は乾燥までかけているから横においていると乾きやすいのではという目論見もある

無印良品キッチンダスターと使いきりカウンタークロスの比較

キッチンダスターがそろそろなくなりそうだったので

使いきりカウンタークロスを購入した

lohaco.jp

 

両者とも、使い捨てのふきんで

デザインがうるさくないという点で同じ

値段が少し、無印良品のほうがお高め

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届いたカウンタークロスがこちら

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キッチンダスターと違うのは

箱じゃない点と

 

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少し小さめなこと

キッチンダスター 約350×610mm

カウンタークロス 約300×600mm

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いったんかさばることを覚悟してしまえば

大きさの違いは微々たるもの

 

問題は材質と使い心地

キッチンダスターがポリエステル100%

なのに対して、

カウンタークロスはレーヨン100%

 

キッチンダスターを使っていて

吸水性が悪いのがストレスになっていた

今の運用は、

1 テーブル拭き

2 キッチン回り拭き

3 ウエス

の3段階運用

1週間使って次のステージにおろす

 

以前は食器拭きにも使っていたけれど

吸水性が悪いので

今はリネンクロスで拭くことにしている

www.muji.net

 

水を吸わないのと薄いのとで

テーブルに水の跡がついてしまったり

質感がホコリとりのサッサに似ているため

乾拭きのウエスとしては使いやすいのだけれど

濡らしてしまうと拭き取ったゴミがすぐ落ちてくる

 

その点、カウンタークロスは吸水性よし

キッチンダスターと比較して柔らかい*1

よく飲食店で見かけるカラフルなダスターと

使い心地は同じなのでは

 

拭き心地はカウンタークロスのほうがよし

ウエスにしたときに、ごしごし擦る耐久性は

キッチンダスターのほうがいいかな

 

現状の使用用途では

カウンタークロスが向いてそう

 

 

 

 

 

 

 

*1:キッチンダスターのかたさは、クシュクシュっとして緩衝材にするのにはちょうど良かった

ホーム画面の更新と連絡帳見直し

端末の故障で、新しいものになったので
一から設定をした。

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アイコンはほとんどフォルダで、中身はこんな感じ。
フォルダの中身が表示されるときは通知領域が強調される。
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設計思想と使ったアプリは前回とほぼ同じ

irnm.hatenadiary.jp

 

せっかく新しい端末になったので

メインアカウントをまっさらの新しいものにして

連絡帳を今アクティブな友人・サービスのみに。

少しずつ見直してどんどん減らしている。

google playのアプリ履歴もなくなったのですっきり。

 

連絡帳、ずっとどうしようか迷っていた。

10年ぶりとかで会うことに抵抗がないから

連絡先を消すというのは考えられなくて

だけど普段の生活の中ではあまり使われなくて。

 

消したくない、の結果がアカウントの切り替え。

以前の連絡帳を同期しないことで、かなりノイズが減った。

もし同期してない連絡先からメールがきても

緊急性は低そうだという油断もある。

 

メールアドレスも変更してしまおうとも思ったけれど

連絡するのがなかなか煩わしい。

大抵のひとはもうメールを使わなくなっている、というのが大きい。

 

スマートフォンが普及し始めたころには

考えもしなかった未来だ。

キャリアメールが絶滅すると思っていたら

メッセンジャーアプリがメインになって、

キャリアメールも未だに残っている。

連絡先にwebフリーメールアドレスを教えてくれる人は少ない。

この状況も、3年もすれば変わるのかもしれないけれど。

 

コミュニケーションのツールが変わっても

疎遠になったり、過度になれなれしくならないように

関わり方を見直し続けなければと思う。

 

 

 

 

由布院に行った

3泊4日の九州の旅

最終日に由布院に行った。

 

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由布院では人力車に乗って

メインストリートを歩いてるだけでは分からない

由布院の魅力をたくさん教えてもらった。

由布山がきれいに映える青空。

雲ひとつなく晴れるのは珍しいとのこと。

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念願だった水族館のうみたまごにも行けて

行程には入れてなかったけれど

ちょっと空いた時間で別府の温泉にも入ることができた。

 

うみたまごの動物たちののびのびとした感じと

飼育員さんとの繋がりの深さとか教育レベルの高さが感じられて

感動しっぱなしだった。

セイウチがあんなに知能高い生き物だって、知らなかった。

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3泊4日なんて、修学旅行以来で

荷造りどうしたらいいか悩んだ。

制服じゃないから、着替えがかさばる。

 

結局、捨ててもいい服を選んで

一泊するごとにトップスかボトムスかを捨ててきた。

下着も途中で買い足して、ワコールのリサイクルに出して。

靴下とかは毎日手洗いした。

お気に入りで、捨てるのためらっていた

けれど難ありだった服を手放すことができた。

 

だんだん身軽になれるので

疲れがたまってきた身体にも都合がいい。

空いたスペースにお土産を入れることもできるし。

 

今年の目標は飛行機に慣れることなので

身軽に、気軽にまたどこかの魅力を知りたい。

 

ダイアログ・イン・ザ・ダークに行ってきた

以前から気になっていた暗闇

DIALOG IN THE DARK に行ってきた。

90分間、視覚に頼らずに

イベントにチャレンジしたり、コミュニケーションを図る

非日常空間。

 

暗いところ大好きな私にうってつけの場所。

誰か誘おうか迷って、けっきょく一人で行ってみた。

 

Gigazineの記事*1で、どんな雰囲気なのは知っていた。

原宿駅から、多少迷いながら会場に着く。

薄暗い待合スペースと、明るいスタッフさん、

それに少し興奮ぎみの、おそらく体験後の参加者たち。

受付を済ませてロッカーに荷物を置く。

触る絵本の中の、迷路をやりながら開始時間を待った。

 

この回の参加者は5名。

2人組が2つ、それと私。

このグループに、暗闇のエキスパートこと

視覚障害の方が案内人となって暗闇を探検する。

 

手さぐりするときの手の出し方、

白杖の使い方などを教わってから

それぞれが白杖を持って進む。

意外と白杖の種類があって、

杖にできそうな太さのもの、軽くて細いもの、

杖先の素材がゴムのようなもの、さらさらしたもの。

足元の探り方によって好みが出そうだった。

 

見えなくても目は開けていた。

たぶん、集中するときは目を閉じていた。

触り心地に頼りそうだったけれど、

音が一番空間を把握しやすかった。

(こうやって思い返しているときでも

映像として記憶に残っていて、

まるで伝聞で聞いた場所を思い浮かべるみたいだ。)

あと、肌で感じる空気の流れ、温度差。

1mくらいの距離になると嗅覚も活躍する。

水の匂い、木の匂い。

飲み物を飲んだりするスペースでは、飲食物の匂いもある。

最終的に、触るのが一番わかりやすいのだけれど

伝い歩きをするには世界は広すぎるんだな、と思った。

 

新春企画で、書初めをした。

見えないなかで、筆と墨を扱うスリル。

字のバランスをどうやってとればいい?

筆を硯の上で撫でながら、必死で考える。

こんなふうに筆の感触を感じるのも楽しくて

書いたときの手応えは、書道の楽しみを感じた。

筆の書き心地って、こんなに多彩なんだ。

 

最後に、ほんの少しの明かりがある空間で

目を慣らしつつ、感想を言い合う。

「早く明かりを見たかった」

という方が多くて、やっぱり暗闇=恐怖というのが

強いのだなと思った。

 

私は視覚情報からの解放、を感じた。

不謹慎かもしれないけれど、ずっと視力をなくしたかった。

本を読むのも、写真を撮るのもすきだけれど

視力に頼り過ぎて生活することに疲れていた。

依存しきって、他の感覚が鈍くなっていくんじゃないか。

だから、まったく見えない環境は居心地がよかった。

ちゃんと、他の感覚を使って認識してゆく

順応していく自分を確認できて安心した。

 

見えることで満足してしまっている。

触らないと分からないことも、もっとあったはずだ。

視覚に頼り過ぎない生活を想像しながら

明るい世界も見ていきたい。

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もこもこと、2015年

干支って、過ぎてしまうとほとんど印象に残らない。
指折り数えて、ようやくわかる。
そんな、未年の2015年。

月並みだけれど
漢字一文字で表すなら「始」だと思う。
新しい習慣を取り入れたり
大型家具を買ったり。

思い出を手放すことが怖くなくなってきた。
きちんとさよならをして、
新しいことを取り入れる。

象徴的なのがヨガで、
始めて半年にもならないのに
どんどん身体が変わってゆく。
始めない言い訳を考えていたときとは違う。
今やらないなら、いつやるのが最適なのか。

これからの5年、10年を考えられるようになってきた。
友人たちを巻き込んで、どんどん幸福を更新してゆきたい。


今年も火鉢をつつきながら年を越します。
どうかよいお年を。


今週のお題「年末年始の風景」