nuroモバイルに切り替えできなかった

mineoを使って1年が経って、解約料がかからないことになったので

社会勉強くらいのつもりで、今評判のnuroモバイルに切り替えようとした。

mineoの申し込みをした - あめつちたぐる ひかりのこと

 

mineoでMNP予約番号を取得し、nuroの申し込みをするまでは順調。

nuroからSIMが届いて、ふむふむ、nuroはMNP切り替えの予約をして

予約時間内に番号が切り替わるらしい。

ひとまず予約をして、ついでに端末のネットワークの切り替え設定をしておく。

で、いざ予約時間、となる前に。

ちょっと所要があってSIMを入れ替えるのが遅れてしまった。

mineoのモバイルネットワークがなくなっている。

これはマズイと慌ててSIMを入れ替えても、当然うまくいかない。

 

MNP転出失敗だ。

 

もう一回切り替えしてくれないかなーと軽い気持ちでサポートセンターに電話するも、にべもなく断られ、そうだよね、と諦めていたのだけれど、なにかがおかしい。

 

そう、mineoのモバイルネットワークはなくなっているのに

mineoのSIMでは電話ができず、今電話をしたのは、nuroのSIMなのだ。

 

本来、MNP切り替えができなかった場合は、

もともと使っていたサービスに戻る。

 

でも、今の状況は、電話回線だけnuroに切り替わってしまっているのだ。

 

MNPの谷に落ちてしまった、と気付いてから

とりあえず両方のサポートセンターに状況を確認してもらった。

どちらも、契約していないという答え。

でも、この状況を考えるとnuroに契約が移行しているとしか考えられない。

このことを理解してもらって、回線がnuroにあると確認できるまでに1週間かかった。

その間当然モバイルネットワークはなし。

 

回線がnuroにあると分かってから、

・このままnuroで契約しなおしができるのか

・できない場合、MNP予約番号を発行してもらえるのか

というのを確認してもらうのにさらに時間がかかり、

最終的に、契約し直しはできないとのことで、mineoに帰るためにMNP予約番号を発行してもらって、mineoに通常の申し込みをして回線が正常になるまでに、事が起きてから10日を要した。

 

nuroのサポートセンターの人がいまいち理解できてなくて、

説明しても分かってくれないし、「確認します」と繰り返して結局なんの確認もできていなくて、たらい回しされている感じが非常に困った。

問い合わせの履歴も雑で、前回聞いたことも反映されてなくて二度手間になったり、折り返し連絡したのに、伝言されていなかったりと、雑さが際立った。

悪意を持って使えば、このまま電話番号を諦めて、nuroが契約していないと言い張るSIMで、通話料無料専用端末を作ることだってできた。回線状況を確認するのに10日近くかかったのだから、後で調べようとしても多分できなかったのだと思う。

まあ、バレたら請求を逃れることもできなそうだからしなかったけれど。

一応、MNP予約番号発行手数料は無料だった。

 

一方のmineoは、「それはお困りでしょう」と本来サポートしなくてもいい立場のはずなのに、nuroで説明してくれない事項もきちんと説明してくれた。浮気なんかしてごめん。

 

もちろん予約時間にSIM入れ替えてなかった私が悪いのだけれど、

こんなふうに電話番号を失うリスクがあることは、全くの想定外だった。

家電量販店のSIM売り場の人も、1件しか聞いたことないと言っていたから、相当レアなんだと思う。

 

渦中に検索しても、全くヒットしなかったので、備忘録がてら記録しておく。

 

 

 

 

手帳を買うのをやめた

書くことに疲れてしまった。

義務感を持って記録しつづけてきたけれど、そろそろ忘れることも

許していいんじゃないかと思う。

 

もともと筆記作業は苦手だった。

自分の書く字を好きになれないから、書きながら嫌な気持ちになるのだ。

それでも頑張って記憶を留めたくて、記録をしてきたけれど。

 

世の中はだいぶ便利になった。

いつも手のひらにあるもので目に見えるより鮮明に記録できる。

動画だって手軽に撮れるようになったし

それらを保存する環境も不自由しなくなってきた。

それらに、頼ろうと思う。

 

ストックすることの重たさに、

メモ帳で書いて考えて、考え終わったら捨てることにした。

考え事をするには書いたほうがよい。

捨てることにしたら、案外思い切って書けるようになって

考え事が捗るようになってきた。

 

毎年、ジブン手帳を追いかけてきたけれど

人気になってきたことを見届けて、今年で卒業するね。

記録に付き合ってくれて、どうもありがとう。

夜の鮮やかさは目が眩みそうだった

これからも生きる予定のある人が三か月後の定期券買う

という短歌をインターネットで目にした。

最近のandroid端末はよく分からない基準で「こういうサイト好きじゃない?」と表示してくる。

そのときの記事は以下のもの。

www.msn.com

 

この夏は久しぶりに元気で、元気だったから

臥せっていたいた時期のことを思い出した。

夏をおもいっきり遊んで過ごせたな、と思ったときに

1年ぶりくらいに星空を見た時と同じ感動を覚えた。

 

仕事に復帰して1年を無事に迎えた。

最初の半年は怖くてまだ定期が3ヶ月だった。

それだってだいぶ背伸びをしていた。

更新日が近づくころに調子が悪いと、また躊躇った。

やっと、6か月定期を買えるようになった。

 

身体を壊したことのあるひとは

病そのものが治ったとしても、心に残った強い不安は

なかなか消えない。

生命を脅かされるということもそうだけれど、

周囲に迷惑をかけ、約束もできず、

自分を信じられなくなっていく感覚。

「大丈夫なの?」わたしが知りたい。

 

不安を知っているから、できることもある。

果たされないかもしれない約束をいくつだってしよう。

秋支度

夏が終わってしまうような気がして

慌ててあちこち掃除をした。

冷え込んでからは億劫になる水仕事や、外回りの掃除。

乾きづらくなる大物の洗濯なんかも。

 

換気扇のファンをつけ置き洗いし、

内部もさらさらの感触になるように丁寧に拭く。

ついつい裸足で歩いてしまいがちな床も、全部水拭きして。

ベランダを片付けたら水をかけて、タワシで擦って、また水をかけて。

 

秋の風を入れる準備が整った。

 

そういえば、バスタオルをリネン100%のものにした。

以前は綿混のものだったので、綿の部分が禿げるようになってしまって。

今はちょっとずつ柔らかく育てているところ。

変化が楽しくて、嬉しい。

これからお風呂が楽しくなる季節だから、味わいながら使っていきたい。

 

 

 

 

熊野筆を買う

使っていた化粧品の付属筆が壊れてしまったので

思い立って熊野筆を買った。

木の柄と丸いフォルムがかわいい。

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筆記具のように持つのも便利そうだけれど

私はこれくらいの握り込んでやるほうが負担が少ない。

使うときにも、保管にも。

 

ちょっといい道具を買ったせいか

化粧品への意識もちょっと高くなってきて

新しい楽しみができた。

日焼け止めを選ぶ

この季節にいつも悩むのが日焼け止め選び。

多種多様なメーカーからさらにバリュエーション豊かに売り出されている日焼け止め。

基本的に私は、紫外線吸収剤不使用のものを使いたいと考えている。

 

日焼け止めの種類には

紫外線吸収剤と紫外線拡散剤の2種類があって、

前者は紫外線が当たった肌での化学反応によって紫外線を防ぐもの。

後者は読んで字のごとく、紫外線を反射させるものだ。

肌の表面で化学反応を起こすので、一般に肌にダメージがあるものとされていて、

別に敏感肌という訳でもないけれど、なんとなく避けている。

 

紫外線拡散剤のほうは、白残りしやすくって

ズボラな私が塗るとよく白いのが目立っている。

全然ダメなんだけど、

最近は白残りしないタイプも出てきてるらしくって

そんな風に、技術革新を頑張っているメーカーを応援したいという気持ちもけっこうある。

購買というのは投資の一種だから。

 

というのが、今までの私の日焼け止め選びの基準だ。

今年はさらに、スプレータイプを選ぶことを基準にした。

塗り直ししなきゃいけないなら、スプレーが楽でよい。

 

すでにノンガスタイプの日焼け止めを購入して、

仕事帰りにシュッと塗り直して帰宅している。

日が長くなったから、帰宅時間も西日がきついことがままある。

帰りに手軽に塗りなおせるのは安心だ。

会社のロッカーに置いておいているので、小さめのものにしている。

 

さしあたり、上記のものは容量重視で紫外線吸収剤のもので妥協した。

今家で使っている液体の日焼け止めを使い終わったら、紫外線吸収剤フリーのものにしたい。

いや、したかった。

いろいろ調べたし見て回ったけれど、売っていないのだ。

妥協点として、紫外線吸収剤をコーティングしているものを買うことにした。これも店頭では見つからなくて、通販を使った。

お中元の時期は外したから、物流の負荷にならないとよいのだけれど・・・。

 

 

わがままを着こなす

対談を読んでて、そうそう!と思ったことがあった。

「なに食べたい?」「なんでも~」問題への意識。

dual.nikkei.co.jp

私がコミュニケーション過多なのは、サービス精神によるものなんです。「今日何食べたい?」って夫に妻が聞いたら「なんでもいい」って言われて、でもカレーを作ったら「オレ今日カレーだったんだよ」って言われてイラっとした……みたいな話ってわりと聞くと思うんですけど、やっぱり「なんでもいい」みたいな答えって、相手に対してサービス精神がないなって。相手は喜んでもらいたいから聞いてるんだから、自分の中で「正解」が思い浮かばなくても、、最低限、「自分が何をしてもらったら嬉しいか」を伝えることが相手に対するサービスだと思うんです。 

 

「何食べたい?」の問いに対して、「なんでも」と返したことがないことを誇りに思っている。

「麺類」「洋食」「バジルを使ったなにか」

ぶっちゃけどうでもいいと思っているときだって、ちゃんと返す。ものすごく雑だったときの回答は「塩分」

その意図は、引用した部分そのもの。相手が達成可能な範囲で、かつ望みをかなえてあげられた、という意識が持てそうな選択肢を絞る。

 

何かを決定するって、実はすごく疲れることだ。

複数人いるとなおさら。

こうしたい、って方針が決まるだけでもすこし楽になる。

ぱっと提案して、反対意見が出なければその方向で決められるし

反対意見が出たら出たで、方針も定めやすい。

最初の一声を出すのは、わがままくらいの扱いでいい。

 

たぶんこれは、自分で意思決定することが多い人だからこその

処世術という気もする。

旅行を計画したり、幹事をしたりすることが多い人。

意思を示してもらえないことのつらさを知っている人。

そして、誰かの希望を叶えられる喜びを知っているということ。

 

わがままな人であろうと思う。

誰かが叶えやすい望みを多く、意識に上げられるよう心掛けたい。