廃校になった小学校を拠点に、作家さんが作品を置いたり
常駐して開催期間中に制作したりしている。
2会場あって、比較的栄えた町と、棚田があるような田園地帯の2か所。
町のほうでは、外で一息入れてる作家さんに、近所の子供が挨拶していたりして、和やかな雰囲気。
会場に入ると、作家さんが気さくに声をかけてくれて、
どんな意図でこんな描き方をしているのか、とか
廃校になるまえの小学校の活躍だとかを教えてくれた。
ちょっと急いで回って、1時間。映像作品は1時間だったので諦めてしまった。
田園地帯のほうは、こんな感じ。
白く浮かんでいるのは、メインステージ。
この一帯はかつて棚田で、高齢化によって休耕田になってしまったとのこと。
虫に刺されることを覚悟していたが、とくに寄ってくることもなく
ゆっくり会場を回って1時間半。
圧倒的自然に気押されそうになるときに、白い風車が静かに回ってて、安心する。
もののけ姫のコダマみたい。
でも、少子高齢社会の中で、いつまで自然に取り込まれないで暮らしていけるんだろう。
いつかこの村もなくなってしまうんだろうか。
「ただ ここに、在り続けたい」
このコンセプトは、そういうこと?
最後に見かけた、ケガをしたこの子が、なんとか生き延びれるといい。