休息の明かり

ずっと気になっていた本を読んだ。

頭がよくなる照明術 (PHP新書)

頭がよくなる照明術 (PHP新書)

 

 発売してすぐに、はてブで話題になっていたもの。

 

寒さがゆるくなったころから、

眼がものすごく疲れるようになった。

漢方の先生に相談したら、

「春は目が弱る時期なんですよ」と、

詳しい説明をしてくれた。

 

自然の摂理に則っているとはいえ、

疲れるのはちょっと困る。

ひどいときは、片目ずつ手で押さえながら生活をしている。

 

光源は見たくないし、

なるべく薄暗く過ごしたい

 

どうせ家の外では交感神経を働かせまくっているのだから

せめて帰ってきたときくらい、リラックスモードにしよう。

そう思って、いろいろ間接照明を考えていた。

 

プロの技のポイントは光の色・高さ・当てる場所

この本によると、リラックスモードのときの光は

オレンジ色・低い位置・人に直接当てない がポイント。

なんとなく感じていたのと同じだ。

 

夜、眠る2時間前から眠るための照明に切り替えないと、睡眠の質が悪くなることがわかっています

 理想的には11時には眠っていたい。欲を言えば10時には床についていたい。

じゃあ8時からオレンジ色の間接照明に切り替えていなきゃいけない。

パソコン作業やスマフォもよくない。*1

本書によると、眠る2時間くらいまえの入浴を勧められているから、

逆算して*27時までには夕食を終えていなければいけない…。

だめだ、破たんした。仕事から帰った時点で7時半を過ぎている。

じゃあ入浴のタイミングにそれほど根拠を感じないから、

仕事から帰ってすぐに入浴するとしてみたら。

胃もたれのことを考えて、食後3時間は寝ないほうがいいから

8時まで食事をして、11時就寝といったところか。

そうなると食事中にパソコンをいじるしかなくって、それもよくない感じがする。

そもそも空腹で風呂に入っていると貧血を起こすし。

やはり勤労は健康を害する。

 

もし、もしもの話

6時帰宅ができるような環境だったら。

帰宅後、食事の準備をして食べ終わって7時半くらい

食休み中にパソコンを開いて、

8時半近くに入浴、9時過ぎに寝室に行ける。

明かりを切り替えて、ラジオを聴きながらストレッチをしたりボディケアをして

10時には眠れる。すごい!

 

なんというか、健康に関する書物を読むたびに

わかっちゃいるけど出来ないんだよ!

というのをあまりに汲んでくれない。

健康法とかを押し付けてくる人に、

なんでやらないの!とキレられたりするけれど

じゃあ私の生活パターンの中に組込んでみてよ、と思う。

私にとっての娯楽を排除してまで、

効くかもわからないものを取り入れることはしないよ。

 

話が逸れた。

寝る前の明かりのこと。

ちなみに私の場合は、寝る30分前はスタンドをベッドの足元に置いてストレッチをしています。スタンドにはタイマーを設置。30分経つと照明が消えるようになっています。真っ暗闇だとすぐには眠れないのですが、10分ほどストレッチをして布団に入ると、まだ灯りのついている20分間で寝てしまうのです。

最悪、この30分の明かりの変化をつければいいのかなと思う。

 

この明かりも難しいんだけど。

勝手に難易度を上げているのはわかっている。

タイマー付のスタンドで望ましいデザインのが見つからない、

から電源タイマーを付けてみるにしても、電源タイマーがダサい。

リモコンのタイマーもあるけれど、リモコンも導入したくない。

そもそも床にそのまま置きたくない。

妥協する気はない。インテリアに「とりあえず」は敵だ。

 

廊下の明かりもダウンライトでなかなかにピーカンなので

できれば人感センサーのフットライトを置きたい。

コンセント直差しでかまわないから。

 

リビングにしても、たいていのコンセントはコーナーにあるから

直差しタイマー付で徐々に暗くなるような間接照明がほしい。

 

ポイントはわかったけれど、

具体的に購入できる・工作できる照明が思い当たらない。

まだまだ道のりは遠い。いつになったら安らげるのか。

 

 

*1:夜のインターネットがいちばんたのしいのに

*2:入浴は消化器官への血流を減らすのでよくない