読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

星屑を降らせて音を立てるよ

日常

今夜はオリオン座流星群とのこと。

0時近くに一番多くの流れ星が見られるというけれど

その時間まで起きていられるか、仮眠して起きられるか。

いずれもあまり、自信がない。

 

だから、流星群にまつわる記憶の風景を。

 

お盆の時期、

ペルセウス座流星群の日に、帰省した。

その日のうちに高校の頃の友人たちと合流して海へ。

バーベキューをするという。

火をおこしたり、セッティングをしているうちに

海に夕陽が沈み、最後の光を波が砕く。

遠くに街灯りがひとつふたつ。

地元に帰るたびに、暗闇の深さに驚く。

 

おなかも満たされ始めたころ、

雲間に月がのぼり始めた。この日は満月。

そして、今年2度目のスーパームーン

 

黒くうごめく雲の隙間を縫って

波のように月明かりが注ぐ。

空を何度か見上げても、月の明るさに負けて

星は見えない。

 

残り火を使って、キャンプファイヤーをした。

流木を使ったベンチ。

流れ星のように、花火もすこし。

海風にさらされ続けた身体に心地よい暖かさ。

思い思いに、空を見上げる。

さっきまでの黒い雲が消え、ひらけた夜空。

月を背に空を眺めれば、目が暗さになれて

どんどん深く、星空が姿を現す。

 

「見つけた!」の声が上がる。

一瞬の出来事を共有するのはむつかしい。

そろそろ天体ショーもおしまいか、と思い出したころ、

海の方向に、ひときわ長く光るひとすじ。

その場にいたみんなで見ることができた。

 

流れ星はなんだってあんなに清々しい気持ちにさせるのだろう。

みんなでただ空を眺める時間を持てたこと

一瞬の感動を一緒に得られたこと

いつかまたこれも思い出話になること

 

月明かりだけで撮った、海辺の写真。

真夜中だって、空は青いのだ。

f:id:irnm:20140813003532j:plain