最近、性別を開示することが嫌になってきた。
身体的な性に違和感がある、というほどではないけれど
性別欄にチェックすることとか、性別が判断しやすい服を着ることに
ささやかな抵抗がある。
幼年期から異性になりたいとは思っていて
思春期には同性への興味もあった
まあでも、そういったことはままあることで
深刻に悩むほどでもなかった。
20代の頃は、服飾が楽しくって、
性別が分かりやすいような服もためらいなく着ていた
気軽に褒めてもらえるのは自己肯定感を上げた。
私の身体が華奢なのもあって、庇護欲にマスキングされた支配欲の強い人間に
目を付けられることが多い。
力の弱い女性だと思われることは、なにかと不利益があった。
弱い男性に対して当たりの強い人間はいるけれど。
グレーにしておいたほうが、標的にされにくいような気がする。
恋愛市場に参入しない
性別の判断がつきにくい
そういう存在でありたい。
たぶん一時的なものだとは思うけれど
今はジェンダーを固定した話をされるのがしんどい
そんな時期