東芝のドラム式洗濯機を見直した話

個人的に、ドラム式洗濯機

Panasonicか日立の二択だと思っていた。

電気消費の少ない乾燥方式であることが必須条件で

それを満たすのが上記2社だけだと、長年思っていた。

 

いつから東芝が乾燥方式をヒートポンプ、つまり

一番電気の消費が少ない方式に変えたのかは確認していないけれど

先日家電量販店で見たら、ヒートポンプになっていた。

いつの間に!?と思って店員さんに聞いたら、結構前からですよー、とのこと。

チェックしてなかった…

 

近年、洗剤の自動投入ができるようになって

それに伴って二度洗いが可能になった。

以前は洗剤と一緒に給水していたから、二度洗いは構造上難しかったのだ。

これはかなり画期的な進化で、

ドラム式洗濯機は使用する水量が少ないから、どうしたって汚れを溶け込ませる総量が少なくなる。

洗濯の原理は、汚れを水に移して、汚れごと排水するものだから。

例えばめちゃくちゃ汚れている衣類をしっかり汚れ落とししたって

水の中に溶け込ませる総量を超えてしまったら、それは落としきれない。薄まった汚れが残る。

この状況を打破できるのが二度洗いだと、私は解釈した。

 

でも、これはほとんどのメーカーができるようになったこと。

なんで東芝が台頭したのかといえば、タッチパネルのセンスがよかったこと。

今は操作パネルが液晶とタッチパネルと物理ボタンの入り混じったモデルが多くある。

そして、その配置、設定の仕方がお粗末なモデルがほとんどだ。

物理ボタンとタッチパネルで優先順位がしっちゃかめっちゃかで、

温水で、乾燥までのコースで、すすぎ1回、を入れようとすると

正しい順番で入れないと電源を一度切ってから再度スタートしなければならなかったりする。

 

かと思えば、戻るボタンだけが物理ボタンだったりして、

タッチの圧が異なるので、一連の作業をしているのに急に押し込むという工程が入る。

戻るボタンもタッチパネルに組み込めばいいだけなのに…。

 

という諸々のセンスのなさに嫌気がさしていたところで

東芝のタッチパネルである。

電源のON、OFFだけが物理ボタン、あとはタッチパネルで

最初からメニューは多く表示しない。きちんと手順に則って表示してくれる。

それだけのことが大変ありがたいと思う。

 

ちなみに、水回りなのにタッチパネルなんて、壊れる

という意見もあり、何度も交換したというレビューも見た。

そこはまあ、保証に入れてもらって何度も交換するしかあるまい。

正直、ドラム式洗濯機なんて不完全な家電で

白物家電にあるまじき故障頻度なので、それの新しい項目が出たと思えば。

 

加えて推したいのが静音性。

東芝は縦型洗濯機の時代から飛びぬけて静かという特徴があって

以前使っていた縦型のときは、洗濯回して寝るのが日常だった。

モーター部に静音機構を搭載しているため、ドラムになっても静かとのこと。

レビュー見るとSHARPのほうが静音性の評判はいいけれど

それと同じ機構を積んでいる。差はどこで発生してるんだろう。

夜間電力で乾燥させたくて、静音性の優先順位が高くなっていたのでうれしい。

 

今使っているドラム式洗濯機が6年近く使っているから、そろそろ買い替え時。

 いつ買うのがベストだろうか。