夜の鮮やかさは目が眩みそうだった

これからも生きる予定のある人が三か月後の定期券買う

という短歌をインターネットで目にした。

最近のandroid端末はよく分からない基準で「こういうサイト好きじゃない?」と表示してくる。

そのときの記事は以下のもの。

www.msn.com

 

この夏は久しぶりに元気で、元気だったから

臥せっていたいた時期のことを思い出した。

夏をおもいっきり遊んで過ごせたな、と思ったときに

1年ぶりくらいに星空を見た時と同じ感動を覚えた。

 

仕事に復帰して1年を無事に迎えた。

最初の半年は怖くてまだ定期が3ヶ月だった。

それだってだいぶ背伸びをしていた。

更新日が近づくころに調子が悪いと、また躊躇った。

やっと、6か月定期を買えるようになった。

 

身体を壊したことのあるひとは

病そのものが治ったとしても、心に残った強い不安は

なかなか消えない。

生命を脅かされるということもそうだけれど、

周囲に迷惑をかけ、約束もできず、

自分を信じられなくなっていく感覚。

「大丈夫なの?」わたしが知りたい。

 

不安を知っているから、できることもある。

果たされないかもしれない約束をいくつだってしよう。