2013-07-01から1ヶ月間の記事一覧

少しずつ、身体の緊張がとれてきた。 胸一杯に息を吸うこと、ゆっくりと身体をほぐすこと。 必要な筋肉をつけてゆくこと。 丁寧に身体に向き合うのは、気持ちがよい。

14匹のおひっこし

久しぶりに通った道でみつけたきのこ 大きな杉は、歩道にぼこぼこ脈を走らせて たくましく生きていて きのこは抱えられるように足元に寄りそう。 お気に入りだった絵本のような、 ほっとする姿。

この週末で、たくさんの同窓生を見た。 幼稚園から、高校までの、先輩後輩含めた 田舎の小さなコミュニティ。 友達の友達、でだいたい繋がってしまいそうな 居心地のいい窮屈な世界。 友達の近況を小耳にしつつ かつては絶望的に仕事がないと思っていた地元…

昔、通学路の空き地の向こうに とてもすてきなお家があって、いつも眺めてはあこがれていた。 見えるのは、オレンジがかった明かりの書斎と、薪が積み上げられた勝手口。 ひとのお家だから、じろじろ見るわけにはいかない。 通りがけの、一瞬だけ。 書斎の明…

滲む青空

現実を舞台に、フィクションを交えることができたら 電線をうんていみたいに手でひょいひょいと渡って ときおり綱渡りみたいに歩いて、 トランポリンでも使ってるかのような跳躍力で飛び移って ふわり ふわりと まるで 飛んでいるみたいな

翠雨

ようやく晴れた朝に BGM/秦基博 rain

霧雨の日

あめ、つかまえた

遠きにありて思ふもの

通っていた中学校の校舎が一部なくなっていた。 よく遊んでいた公園の、お気に入りの遊具がなくなっていたし、 ゲートボール場は芝生になっていた。 古くなって、こどもが減って、元気な老人も減った。 ふるさとはいつも、衰退を意識させられる。 けれど、ゆ…

笹の葉さらら

さわやかな七夕にぴったりの風がふいていました

母に、やたらときつかったズボンのゴムを替えてもらった。 きついなあ、とぼやいているのを聞きつけて 裁縫箱を出してきてさっと直してくれたのだった。さすがの早業、すごいなあと思う。 ものぐさな私はボタン付けさえしばらく放置してしまっている。 専業…

梅雨の彩

傘を鳴らしながら散歩をしていたら、 足元に紫陽花の花が落ちていた。 花の部分だけころんと転がって、ところどころ土がついてしまっている。 そのまま汚れていくのもかわいそうに見えて、 手のひらにすっぽりおさまる小さな花をひろって帰ってきた。 お皿に…

青い入道雲

ひろい広い空と緑の田んぼを延々と見せつけられてきた。 まだ短い稲が並ぶ緑の間に、ひかりの道があって、太陽と僕を一直線につなぎ、追いかけてくる。 ときおり、高架線のひとすじがきらりとひかったりして。 自転車に乗って、叫びながら全速力で漕いでたら…

端倪すべからざる

この歳にもなると初めて見る熟語、ましてや皆目見当がつかないようなものには そうそう出会わない。 久しぶりにそういう出会いがあったのは 「端倪すべからざる」 なる言葉だった。 覚えたての言葉をなにかで使いたいな、と思いつつ数日が経ってしまった。 …

梅仕事

梅酒、梅シロップと作ってきて、なお梅が大量に余っているので、 梅ジャムを作ってみた。 あまっているビンが2つしかなかったから、少しだけ。 梅仕事は、今年はじめて。 熟してからのほうが作りやすい、とのことだったので 台所においておいたのだけれど、…

ゆっくりとひととつながりたい、とおもった。 かつて、ダイアリーだとか、アンテナとか、スターでつながった インターネットのおともだちは、 今はtwitterに移行してしまっていて、 たしかにつながりはあるのだけれど それは大量消費社会のような、たくさん…