食器洗い用スポンジを変えた

長らくお魚さんスポンジを使い続けてきた。

水切れのよさ、細かいところの洗いやすさ、

なにより握りやすさが抜群によかった。

マーナ おさかなスポンジ5色セット P167

 

 

だけど、個売りだと一匹250円。

一ヶ月で不織布がぼろぼろになるので、

毎月1日に交換している消耗品としてはちょっと高い。

 

それに、そろそろモノトーンにしたいなと売り場を眺めて

みつけたのがこちら

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オーエ スマートホーム トリプルスポンジ ホワイト

粗いスポンジ面が、使い勝手を広げてくれそうなのも魅力。

個売りで230円だった。おさかなさんよりも20円安い。

 

これに切り替えてみてから2か月。

細かいところは洗いにくくなってしまったけれど、

不織布がべっとり汚れてしまいそうなときは

粗い面で洗ったりできて、一長一短。

消耗の頻度は変わらず。

これでしばらく使おうかなー、と思っていたら

 

無印良品にこんなスポンジを発見。

 

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ウレタンフォーム 三層スポンジ 約幅6×奥行12×高さ3.5cm | 無印良品ネットストア

横幅がやや細くなったくらいの変化しか見つけられない。

これで150円。*1

 

一ヶ月弱使ってみて、何も遜色が見られないので

このままリピートします。

無印良品さんは気が付いたら廃番になっていたりするので

次の無印良品週間で数個まとめ買いしておこう。

*1:市場競争ってすごいなあ

4年振り返り

はてなブログ4周年おめでとうございます。

 

はてなダイアラーだった身としては

はてなTシャツ欲しい!というノリで

今回のお題はちょっと懐かしい。

お題「4年間で変わったこと、変わらないこと」

 

変わったこと

・学生終了

・平日昼間の時間ができたこと

・居住地を転々とした

 

変わらないこと

・会社員

Xperiaを使うこと

・電子レンジ

 

4年前にちょうど卒業の年で、

仕事の都合で引っ越しが重なって、家電なんかも買い替えていって

モノを減らして、

部屋の中だけをみても、新陳代謝したなと思う。

 

若さに任せたファッションができなくなったから

服が大幅に減った。

 

良いものを長く使う、というのに憧れてきたけれど

長く使うためには手入れの知識であったり技術だったりが必要で

それなりの訓練がいるということが分かった。

今身の回りにあるものは、私なりに大事に使っている。

4年経っても、残っているものは多そう。

 

 

 

 

灯油ストーブで煮洗い

朝から寒かったので、灯油ストーブをつけた。

ヤカンで白湯を作り、

次のお湯で洗濯をし、換気扇を洗い、

熱を余さずつかう。

 

ヤカンの隣には、

野田琺瑯のラウンドストッカーを。

タオルの煮洗いをした。

irnm.hatenadiary.jp

 

水2Lと、粉せっけん小さじ4杯。

思い切り泡を立ててから、タオルを投入して

30分ちょっと。

水が目に見えて汚れてきたところで

ストーブからおろしてすすぐ。

せっけんのにおい、洗濯している実感があってよい。

 

しぼってから洗濯機に入れて

念のためのすすぎと、脱水を任せる。

 

一通りおわる頃には

部屋中ぽかぽか。

換気で入れた空気がぴりりと心地よい。

 

ストーブでの煮洗い、

これからの寒いときの楽しみ。

 

会えない今日も元気でした

ひとと会うことでエネルギーを得ている私は、

ふと無性に会いたくなるひとがいて

それは一対一で会いたかったり、

複数人の、かつてのグループの中のキャラクターとして会いたかったり、

なにかを共有するために会いたかったりと、様々。

 

特に、かつてのグループとして居場所をつなげるため

というのが大きくて、失うのが怖かった。

久々に会ったときに、ぎこちなくなるのが怖い。

このまま疎遠になってゆくのが怖い。

 

近頃ようやく、その恐怖感が減ってきた。

会えないってことは、今はそういうタイミングではないということ。

疎遠になるのは、今の私にはそこまで必要じゃないということ。

成長すると服がサイズオーバーになってしまうように

友好関係というのも、その時々で

「ちょうどいい」距離感がある。

そう、理解するようになってきた。

 

昔はそんなに仲良くできなかったのに

今になってとても気の合うようになった友人もいるし、

会えなかったあなたにも、いつか巡り合えたらいいな。

 

 

 

東の空が明けるまで

目が覚めたら、まだ暗かった。

寝直そうと思ったのだけれど、妙に目が冴えている。

なんとなくtwitterを眺めて、オリオン座流星群の極大日だと知った。

先週の夜明け前の話。

 

すこし迷って、それから着込んで

近所の公園に星を見に行くことにした。

外に出たときにはすでに少し明るくて、もう見えないかな、と思った。

でも、角を曲がって、明るい星をみつけて、

また曲がって、小さな星も見えて。

この小さな星が見えなくなるまで、空を眺めることにした。

 

公園について、ベンチを陣取って、

東の空をぼんやりと見つめる。

明るくなっているから東はすぐに分かった。

いつもは方角なんて、意識しない。

 

ランニングする人、体操する人、そして通勤する人たち。

たくさんの人がいて驚いた。

まだ星のみえるようなこんな時間から

いちにちを始めているひとがいる。

かつては自分だってそうだったのに、手放した日常に驚く。

眠気を振り払ってする努力のもとに

社会の夜は明けるのだよなあ。

そのことに改めて感謝されることもないだろうに。

 

オレンジの滲む空に、小さな星も見えなくなった。

流れ星は見られなかったけれど、

でも、いい光景をみた。

 

ベンチから立ち上がって、

すっかり朝に塗り替わった街を歩く。

なにかを明けるように暮らしたい。

 

 

寒露

肌寒い日が続く。

今年は残暑がなかったように思う。

爽やかな日々の中に、少しずつ秋が混じってゆく感じ。

 

今週はまた台風が来るそうで。

秋の季語だからな、と合点がいく。

低気圧が来る前に、

整体に行ったり、歯医者さんに行ったり

温泉行ったり、あったかいもの食べて

痛みや苦しみが軽くなるように

身体を甘やすように心掛けている。

天候に負けない身体になれたら、それが一番いいのだけど。

 

明日は寒露。冷え込みがはっきりしてくる季節。

寒さに負けないように、お過ごしください。

 

 

副腎疲労症候群との闘い

先日話題の記事になっていたこちらの記事に

非常に共感したのと、勉強になったので、

私の長年見落とされ続けた体調不良についてつらつらと。

 

dsj.hatenablog.com

 

物心ついたころから病弱で

頭痛や神経痛、ストレス球のような違和感とか

数値にならない不快感をずっと持っていた。

数値になるものと言えば、年々増えていくアレルギー。

診断がついたのは慢性胃炎

 

働き始めて2年目には

全身の筋肉がいきなり大幅に減り、

ペットボトルが開けられない握力1ケタ台に。

首の筋力が落ちてるときは、頭を支えるのがものすごくつらかった。

昼休みに一旦横にならないと痙攣してしまうから

人通りの少ない休憩室のソファーで寝ていた。

 

けっこう大掛かりな検査をしてみたが、

例のごとく診断がつくことはなく、

1年かけてその窮地はなんとなく脱出した。

 

働いて7年目。

職場で突然倒れ、あれよあれよと休職し

実家で寝たきり生活を数か月。

僅かな余力を使って病院と東洋医学とを渡り歩き

1年かけてたどり着いた病名が

副腎疲労症候群だった。*1

 

結局、唯一体がしんどいということを信じてくれた漢方医の元で、慢性疲労症候群の疑い、ということで治療をすることになった。漢方は、効果があった。でも、寝たきり→ 週2日起きてられる というレベルに改善した程度で、とても普通の生活を送れるレベルではなかった。

長年医者に見落とされ続けた体調不良が難病だと判明した - Soyのブログ

 

最初に見つけたのは元記事にもあるような、

慢性疲労症候群だった。

調べてみると、寝たきりが3割、治る見込みはほぼない、原因不明、治療法も不明

というけっこう絶望的な内容。

 

漢方の見立てで、内臓や消化吸収に関わる機関の障害というのは分かっていたから

そこから掘り下げて調べて行った結果、

副腎疲労症候群という病名に至った。

 

副腎、というキーワードにたどり着けると

いろいろとヒントや共感が得られて助かった。

はてなで調べてみても、以下のような記事を見つけることができた。

 

副腎疲労症候群の人は、空腹になると低血糖でフラフラになってしまいますし、副腎が血糖値を上げようと頑張って、疲れてしまいます。

よって空腹になる時間をなるべく作らないような少量頻回食がいいです。

ajisai.hatenablog.jp


ネットで探した病院で

栄養血液検査と、サプリメント処方なんかをしてもらっていて

気が向いたらコレチゾールの検査もできる。

発症して2年が経つので、

自分の睡眠のパターンで、副腎の疲労度がわかるようになってきた。

 

私の場合、寒暖差と寒さでものすごく身体ストレスを受けるようで

そのストレスで副腎にダメージを受けてしまう。

ヒントは掴んだけれど、完治という言葉は遠い。

長く付き合っていく性質なんだと思っている。

 

類は友を呼ぶというか、

身の回り似たような症状に悩む知人が多い。

内分泌科のある病院は、紹介状がないと入れなかったりするので、

心療内科で副腎疲労症候群を扱っている病院を調べていくほうが

ハードルが低いと思う。

 

副腎疲労症候群は、診断としてつく名前ではないと言われた。

よっぽど捻って、慢性疲労症候群だろうと。

それだって、あらゆる検査を受けて、

「他の病気ではない」という証明をして初めてつけられる。

診断が出たところで難病指定もされていないので

多額の検査費は報われることはない。

治療で飲んでいるサプリメントもほとんどは保険適用外だ。

でも、病名というのは説明するのにとても便利だ。

正体のつかめないものと戦っているよりはずっといい。

 

言葉にできない敵と戦っている人たちが

適切な治療と安心を得られますように。

 

 

*1:たぶん5年前の症状はその予兆だったんだろう