第7波と言われている流行が始まったころに
新型コロナウイルスに感染した。経過を記録する。
検査を受けるまで
症状を自覚したのは、濃厚接触の2日後だった。
のどの違和感で目が覚めて「あ、やったな」という自覚ありありだった。
昼過ぎには咳込みが始まる。
まだ発熱もなかったから最寄りの無料検査会場に行けるかなと思っていたら、自覚症状があったら発熱外来へとの記載。
その日は病院がやってなかったので諦め。夜から徐々に発熱してきた。
翌日。
高熱&激しい咳&声が出ない状態で、完全に詰んだ。
発熱外来の予約受付はすべて電話である。
自力ではなにもできなかったので、病院の予約はやってもらった。
行政が公開している医療機関で自宅から行きやすい範囲のところ、だいたい5件くらいに合計200回くらいは電話したとのこと。
運よく夕方の予約を確保し、病院へ。
入口の手前に検査する人用のブースが作られていて、そこで検査。
抗原検査だったのですぐ結果が判明し、看護師さんが処方箋の受け渡しなどをしてくれて薬を受け取って帰宅。
受診料はかかったが、薬の支払いはなかった。
咳込みすぎて吐きそうになったり、呼吸困難になったりしつつ、高熱記録を伸ばしていった。
療養期間中
高熱と激しい咳込みは発症から4日間ほど続いた。
咳しすぎて腹筋が鍛えられた。
意外だったのが、咳と鼻炎とが交互にずるずると続くこと。
高熱が治った翌日の鼻づまりがあまりにも強固で、鼻づまりで窒息するかと思った。
赤ちゃん用の鼻水吸い取り器を検索しまくっていた。
鼻づまりは案外すぐ治ったのだけれど、ずっと痰がからんで苦しいのが続いた。
咳は治ったかと思えば、隔日で再発したりしてなかなか完治したと思えない状態が続いた。
療養期間後
医療機関に言われた療養期間は10日。
さすがに治るだろと思っていたが、全然治らなくて、むしろ後遺症として挙げられている症状が出てきた。
私がなったのは主に3つ
・強い倦怠感
・薬の効かない頭痛
・関節炎症
強い倦怠感は、そこそこ知名度があったというか、後遺症で有名な症状だったからこんなもんかという感想。(つらい)
聞いてないよ勘弁してくれと思ったのが頭痛で、痛すぎて吐きそうになる頭痛が1日中何日間も続いてヤバかった。
びっくりしたのが関節炎症で、朝起きると身体が甲殻類になったかのようなバキバキ状態で、脱皮する気分で少しずつ稼働するようにしていった。
倦怠感のせい?とも思ったが、明らかに関節の曲げが利いてない。指の関節に至るまでギギギッっと動く感じ。倦怠感がないときも発生していた。
頭痛がヤバすぎたのもあって、藁にも縋る気持ちでやったのが鼻うがい。
以前花粉症の時期にやってて下手すぎてやめていたが、
そうも言ってられんと再チャレンジ。
新しいボトルが使いやすかったのか、今回はうまく使うことができて
しかもめちゃくちゃ効いた。鼻喉らへんにあった悪いものが頭痛につながってたのかな。
あとはガンガンにビタミンCのサプリメントを飲んで、こめかみに冷えピタを貼ってしのいだ。
だいたい1週間でこれら後遺症症状も治まってきたので、これで社会復帰を目指す。
トータル3週間の闘病で、ほぼ横になっていたため体力の衰えがやばい。
咳込んでても吐きそうになるし、頭痛でも吐きそうになるから食べれる量も少なくってたぶん痩せた。
全然歩かなかったから近所を少し散歩しただけで足腰がガタガタになった。
あと、ずっと微妙に酸欠だったせいか、たぶん頭が悪くなってる。
前述に「ヤバい」を多用している辺りで察してほしい。
ともあれ、これで闘病生活もおしまい。
療養中に励ましのお声かけいただいたみなさま、ありがとうございました。