2024年読書にまつわるいろいろ

今年は比較的読書量が増えたように思う。

理由は図書館のシステムがよくなって検索しやすくなったことが大きい。

Webブラウザで利用するのだけれど、表紙デザインも見えるようになって、情報量が増えた。

新しく入った本や、検索するコマンドも増えたので何気なく眺めることもある。

というので、予約がまだそんなに入っていない本をいち早く予約したり

混んでいる著書を割けて別の本を予約したりといった行動が増えた結果と考えられる。

 

システムはよくなったけれど、返却する箇所が現地だけだったりして使いづらさはあるので、利用実績の増加と合わせて改良に結びついたらいいな。

前に住んでいた行政では駅に返却BOXがあって非常に助かった。

 

さて、読んだ本について。

思うところあって解剖学の本を手にとること数度。

身体に若干特殊な性質があるな?と思っていたので

ヒントにならないかなと思って。

で、やっとわかったのだけれど、人間から退化しつつある筋肉が3つあるのと、

それが悪さをしていることがあるようだ。

耳を動かせる耳介筋、手首を曲げる長掌筋、あとそれと同じポジションのふくらはぎにある筋肉(名前出てこなかった)

耳動かせる筋肉は緊張しすぎて頭痛になりやすいし、手足のやつは退化フラグ立っているだけあって細くてよく攣りそうになる。腕力がないと思ってたのはこいつのせいかなと思いながら観察している。

 

読んだ本

 

 

小説みたいに楽しく読める解剖学講義

 

 

 

 

ついでに、最近読んだわけじゃないんだけれど

身体に関してのとらえ方ががらっと変わった本も紹介。

遺伝子って必要に応じて機能を作るのは得意なんだけれど、いらなくなったのを捨てるっていうことが下手で、上記の退化していく筋肉もそうだけれど、偶然ない個体があるくらいの手段をとる程度。でも邪魔なものは邪魔だから、不具合を残しながらごまかしているっていう話。

ここ数年で読んだ中で断トツ面白かった本。

人体、なんでそうなった?:余分な骨、使えない遺伝子、あえて危険を冒す脳

 

大人になってから、時代背景が著しく違う本を読むのがつらいのだけれど、

虎に翼にハマれたおかげで手を出せた、「私の台所」

女優の沢村貞子さんのエッセイ集で、食べることに関するあれこれを丁寧に書いていて、10年近くまともに自炊しなかった私が、まともでないなりに自炊のステップを少し上げることができた。

ありがとうありがとう、あなたのおかげで私は朝に味噌汁が飲めるようになりました。

表記違いや編纂が違うのか、読んだ本の紹介ページがなかったのでリンクは割愛。

 

急に漫画の話をする。

メダリスト、アニメ化も間もなくで注目されている作品で

私が紹介するまでもないのだけれど。

4巻くらいのタイミングから追い始めて、毎回発売を楽しみにしている。

afternoon.kodansha.co.jp

子供を保護する立場としてこういった態度をとれているかなとか、何かを目指している人を本当に応援する姿勢と覚悟はどうあるべきかとか、ちょっとずつ自分を顧みる要素がありつつ、展開される場面場面に感心している。

最新刊の11巻のホテルのプールシーンが好きすぎて好きすぎて…、そのうちプールと貸し出し浮き輪のあるところに泊まってぷかぷかしよーと心に決めている。

 

年末になるといつも本の購買数が少ないことを悔やむ。

ちゃんとお金を落としたいのに、電子書籍は信用ならないストアばかりだし

物理本屋さんはすてきだけれど、カバンにはいらないとか、このあと予定があって邪魔とか、そもそも腕力とか…、いろいろな躊躇いがあって文庫本くらいしか買えていない。

本屋さんを眺めまわすYouTubeが好きなので、いつか持って帰るのに困らない環境でもりもり買いたい。

 

今週のお題「読んでよかった・書いてよかった2024」