冬の間って、コート着ちゃえば出かけられるので
私服がどんどんダサくなっていた。
毛玉のついたまま、縮んでしまったニットだって
とりあえず着ておけばあったかい。
いや、でもさすがにすぐ上着を脱げないような服は
いかがなものかと思っていて、思い続けていて
えいやっとair Closetの申し込みをしたのだった。
ここで服を買うという選択肢を取らずに、レンタルファッションを選んだ理由は2つ。
1.あまりにダサいままだったので自分のファッションセンスが信用できない
2.冬服はかさばるからあまり所有したくない
要は所有するに値するだけの服を自力で見つけられなかったのだけれど。
このとき、3ヶ月の契約にした。1ヶ月ごとよりちょっとだけおトク。
3ヶ月にしたのは、
忘年会、新年会、送別会の私服を見られる機会をクリアできるなと思ったため。
できればこの3ヶ月で、ファッションセンスを持ち上げてもらって、第一印象の機会が多い春には自分らしい服を購入したい、という目標もあった。
実際、スタイリストさんってすごい。
数値とたった1枚の写真で、最初から私に似合うドンピシャの服を送ってくれた。
自分でも購入しがちな色、デザインの服が来ると、
「やはり私にはこれが似合っていたのだな」と確認できるし
自分じゃ絶対買わない服が意外に似合うことを知る。
今まで5回ほど利用しているけれど、似合わないのは来ていない。
あと流行りのアイテムも入ってくるのが、レンタルならではって感じだった。もう、今年しか着れないようなアイテムは買わないし。
洗濯しなくていいのも楽だった。
飲み会の後のタバコ臭くなってしまった服を、箱に入れてそのまま返却。部屋に匂いも残らないし、他の服にも移らない。
ニット、基本手洗いにしていたのだけれど、失敗すると縮むし、手洗いをする時間が取れないといつまでもタバコ臭い服が置かれているのが嫌だった。
思っていた以上に快適だったのが、荷物のやりとり。
利用した翌朝に、仕事前とかにコンビニから発送して、3日後には受け取れる。だいたい月曜返却、水曜受け取りにしていた。平日のうちに手持ち服と合わせてベスト組み合わせを模索して、週末楽しんで返却。おおむね3点の中で組み合わせられるように送られてくるから、ほとんど私服は使っていなかったけれど。
受け取りも、クロネコメンバーズならコンビニ受け取りの指定ができるので、発送の連絡が来たら受け取り先の変更手続きをする。
受け取りも発送もクロネコポイントが付くので大変おいしい。
こんな感じで、特に冬服を買い足すこともなく暖かくなってきた。
一年中契約するにはちょっと高すぎるので、3ヶ月でおしまいにする。
もともと服の購買意欲があまりない人間にとっては、いろいろ勉強になった。
冬服の管理ってやっぱり大変なので、次のシーズンもまた利用するかもしれない。
air Closetみたいにスタイリストがつかなくても、自分で選んだ服をレンタルできるサービスでもいい。*1コートのレンタルがあったら最高なんだけれど、今のところは見当たらないね…。
俄かにファッションセンスが磨かれてしまったので
今まで持っていた妥協の私服の数々がゴミ袋に入った。
持ち越しのアウターはゼロだ。
*1:ファッションレンタルサービスのサイトを見てて思うのが、ハンガーにかけただけだとシルエットが判らないこと。トルソーとかにかけてもらえないのかしら